Chromeデベロッパーツールの便利な使いかた

私はwebページを開発する際主にchromeで動作テストを行っています。
デバックの際もChromeデベロッパーツールを使うことが多いのですが、
やってることはエラーログやCSSのプロパティを確認することぐらいでした。

せっかくなので、知っておくと開発が捗りそうな機能を知っておきたいと思い
勉強してみました。

今後も便利な機能を見つけたら随時更新していこうと思います。

 

起動してすぐ要素選択モードを使う

ctrl + shift + cを押すと、
要素選択モードに入った状態でデベロッパーツールが起動します。

マウスホバーした時の状態を確認する

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stylesタブの:hov(赤で囲った所)を押すと、hoverやvisitedの際のスタイルを確認できます。

色を直感的に選択する

stylesタブにあるcolorの左の「□」をクリックするとカラーピッカーが出てきます。
そのままwebページの画面にカーソルを動かすと、スポイトのようにwebページ内の好きな色を選択して、そのカラーコードを確認できます。

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console.logなどを使わずJavaScriptの変数を確認する

sourceタブを開き、変数を確認したいjsファイルをsourcesから選択します。
行番号を押すとその行にブレークポイントを設定できます。
変数を確認する方法は2つあります。

変数が多すぎるときはscopeを隣のwatchに切り替えて、探したい変数名を入力するといいです。

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こんな感じのボタンが表示されていますが、停止ボタンの一つ右から順に
ステップイン・ステップオーバー・ステップアウトという3つの操作になっています。
いずれも停止位置の次の処理に進むことが出来るのですが、微妙にやり方が違います。

  • ステップイン
    次の処理に進む。次の処理が関数ならその中に(外部ファイルであろうと)進む
    1処理ずつ馬鹿丁寧に追っていくイメージ
  • ステップオーバー
    ステップインと違って関数の中には入らない。停止位置の関数の処理を終わらせて次の処理に進む。
  • ステップアウト
    停止位置が関数なら、その関数の処理を一通り終わらせて関数の呼び出し元(外部ファイルであろうと)に移動する。

 

プロパティの値を微調整する

CSSのプロパティの値を選択時、矢印キーを押すと
値の微調整が出来ます。

もちろん手入力でも良いのですが、そこまで精度の求められない調整をするなら、
この方が早いと思います。

 

  • 参考にさせていただいたサイト

commte.net

ics.media

dackdive.hateblo.jp